たらいまわし

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次の日、症状は悪くなっていたので、朝早くから病院へ行きました。

病院的には、「何しに来たの?」状態?

結局、夕べの当直の医師の診断を元に動いてるものだから

「問題ないはずなのに何故?」

「原因が分からないんだけど」

「何で左半身が脱力してんの?」

こちらからすれば、「どう見たって脳梗塞だろ?」

馬鹿の医師が判断し、そこから「馬鹿の連鎖状態」

雁首そろえて、「夕べ撮ったMRIでは異常なし!」

じゃ、何が原因???

まったくもって、こいつら馬鹿ばっかり。

いくつも診察をたらい回しにされて、結局最後は「脳神経外科」

そこで、頭を抱えながら担当医が言った言葉

「ごくまれになんですが、そのときには何も写らないで、暫く経ってから写る事があるんですよね~」

「もう一度MRI撮って見ますか?」

もう、原因が分からないから、しかたなくやるだけやってみるか状態。

そして、MRIを撮り終えると、いきなりストレッチャーに乗せられて隣の部屋に連れて行かれると、回りを看護師が取り囲んで、いきなり血を抜かれ、点滴を差し込まれ、オムツに替えられ、あれだけやる気が無かった医師がそばに来て一言

「2週間入院です」

私からすれば「は~~あ?」状態

その時は、医師からの説明は一切無し。

今度は、看護師からいきなり「病棟はどうしますか?相部屋?個室?テレビは有料?無料?どちらにしますか?」

とりあえず無料にしといて・・・

そうです、MRIに脳梗塞が写っていたんです。

かみさんが、その先生から聞いたらしいんですが、その時は詳細の説明なし。

暫くしてから、医者が来て、脳梗塞が見つかった事。血糖値が高く、境界型糖尿病である事、これから血液をさらさらにする点滴を打ちながら、血圧の上昇と血糖値を下げる処置を行う事などが説明されました。

もちろん、昨日の馬鹿な当直の医師の事など、一切触れる事無く暫く入院する事となりました。

脳裏には、「此処の病院で大丈夫なんだろうか?」そんな事を考えながら、あれだけ早く病院へ行ったのに、所詮はこんなもんか?という事と、ほとんど麻痺した左半身の事、これからの仕事の事、等を考えながら、医者が最後に言った言葉がずっしり頭をもたげていました。

「2~3日で、再発したら、今より状況が悪くなる事があります。」

そんな事言う前に、何故医者として懸命な判断をしなかったのか?

頭にきてもしょうがないんだけど

「所詮医者なんてこんなもんだ」とつくづく思い知らされました。

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